未勝利引退馬の数だけ強くなる

一口馬主

相変わらず馬を見る眼(馬体)はありませんが、馬を選ぶ眼はぼちぼち備わってきたかな、と感じる今日この頃。

ノーザン!ノーザン!と言っておきながら、蓋を開けると17年産の出資馬は全て「非ノーザンファーム産」となりました。これは、昨年一口馬主から少し離れていた時期があり、募集開始時期をスルーしていたのが原因です。ただ、駆け込みで出資頭数を増やしたので、私にとっては試金石となる世代になりました。

ちなみに、これから始まる18年産は全て「ノーザンファーム産」に出資しようと思ってます。この極端さが、私の持ち味かもしれません(笑)

さてさて、ここらで未勝利引退馬について振り返っておこうと思います。

ブンダームジーク(ユニオン)…この馬で一口馬主デビューしました。右も左も分からず、フジキセキ産駒という未知の魅力に賭けた記憶があります。初戦2着、5戦目まで掲示板率100%でしたが、結局勝ち上がれず。1勝がどれほど大変なことかを学ばせてもらった馬です。

ラファエラ(ユニオン再入会)…10年ぶりに一口馬主に復帰。お母さんが社台落ちの牝馬で、血統的な魅力から走りそうと判断。馬に力が無かったこともありますが、終始一貫性のない使われ方をしてたのがとても残念でした。厩舎選びの大切さを学ばせてもらった馬です。

ハリウッドレーヴ(ノルマンディー)…よく言われる「顔の良い馬は走る」という言葉。某掲示板で顔や瞳を褒める発言が多く、乗っかることに。いろんなお馬さんの顔を見比べてた時期が懐かしいです。この馬に関しては、顔うんぬんよりも、自分の判断で馬を決める(やみくもに出資しない)ということを学ばせてもらいました。

ラズワルド(ノルマンディー)…初戦2着好走の後、とにかく勝てなかったですね。ノルマンディー15年産という、いろいろあった世代でした。幸い、出資3頭中2頭が勝ち上がったので、そろそろ夜間放牧の効果が出てくるのではと秘かに期待してます(笑)育成や生産牧場という視点に気づかせてくれた馬(世代)です。

以上の4頭になりますが、一口馬主を続ける以上、まだまだ学ぶことは多いと思います。まぁ、運とか巡り合わせの要素は充分にあるなと感じますが、良くなかった結果は真摯に受け止め、次の飛躍に活かさなければなりません。成功するまで辞めなければ、無駄な要素や失敗はないと信じて走り続けます!